こんばんは!

ソウルミッションの水乃郭志です。

本日のお題は、「謙虚になる」ということであります。

本題の前に、まずはたとえ話を。

あなたは、友人であるAくんとBくんに、
腕時計をプレゼントしました。

自分なりに、その友人たちそれぞれに似合う、そして、
2人の趣味にも合いそうな、素晴らしい腕時計を、
精一杯選んでプレゼントしたのです。

ところが、Aくんは、あなたがプレゼントした
腕時計を見つめながら、ずっと

「こんな腕時計、たいしたことない」

「あの人の腕時計の方がオレのよりずっと素晴らしい」

「あいつは、なんでこんな腕時計をくれてよこしたんだろう」

と言い続けています。

さらに、その時計を見て褒める人に対しても、常に、

「いや、別にこんな時計、たいしたもんじゃないっすから」

なんてこと言い続けているのです。

もう一方のBくんはAくんとは全く逆の反応でした。

「この腕時計は素晴らしい!」

「あの人の腕時計もいいけれど、オレのも凄く素敵だな!」

「なんてあいつは素晴らしいのだろう! ありがたい!」

と言い続けています。

さらに、その時計を見て褒める人に対しても、常に、

「ね! 素晴らしいでしょ! これ、あいつがくれたんだよ!
 本当に嬉しくて、ありがたいよ!」

なんてこと言い続けているのです。

さて、AくんとBくん、どちらが傲慢で、謙虚な生き方を
していると思いますか?

……ちょっと考えてみて下さいね。

 

では次に、このたとえ話を、ちょっと変えてみましょう。

「あなた」を「母親」や「神様(のような大いなるものの存在)」に。

「腕時計」を「自分」に置き換えてみて下さい。

そして、普段の自分は、AくんとBくん、どちらの考え方に
近い考えで生きているでしょうか?

もし普段から、Aくんのように、

「自分なんてたいしたことない」

といった考え方で生きていたとしたら、果たしてそれは、
謙虚な生き方なんでしょうか。

Bくんのように

「なんて自分は素晴らしいんだ! 母さん、神様、ありがとう!」

といっている人は、へりくだったりしていないから、
傲慢な人間なのでしょうか?

こうしてみると、謙虚に生きるためには、まず、

 ★ 自分は絶対的に素晴らしい人間だと確信し、
   それを与えてくれた大いなる存在に感謝すること

が一番大切なことだと思うんですよね。

自分が素晴らしいと言うことに、根拠も理由も、
何も必要ありません。

母から、そして大いなるものから頂いた
ありがたいものである、というだけで、
それだけでもう、素晴らしいものなのです。

だから、素直にその素晴らしいプレゼントを
素晴らしいものとして受け止めましょう。

そして、その素晴らしさを遺憾なく発揮するために、
どう生きていけばいいかを、素直に学び実践する。

それが、謙虚に生きる、という事なんじゃないかと
私は最近思うようになったのです。

もちろん、まだまだ出来ていない所もたくさんありますが、
昔のように自己肯定感が低く、

「自分なんてたいしたことない」

と思って生きていたときより、今のように、

「オレって、かなり素晴らしい人間だなぁ。ありがたいなぁ」

と、素直に思えるようになってからの方が、比べものに
ならないくらい謙虚に生きているように思います。

だから、根拠も理由もなく、自分を素晴らしいと受け止め、
それを授けてくれた方々に感謝しながら生きていきましょう。

Aくんではなく、Bくんみたいな生き方をしたいのならね♪